2010年05月22日

グロスファクターについて

各種の栄養素をはじめとする、プラセンタの持つさまざまな成分のなかで、特に大きな注目を集めているのが「成長因子」といわれるものです。
成長因子は「グロスファクター」とも呼ばれています。

グロスファクターは、数種類のアミノ酸がペプチド結合した分子構造をしており、細胞に直接働きかけることで細胞分裂を活発にさせることがわかっています。
つまり、「細胞分裂活性化因子」となります。
お腹の中で、たった一個だった細胞が、10ヶ月の間に3キログラム近くまで成長することができるのは、グロスファクターによる細胞活性化作用が大きく関与しているためです。

私たちは生まれてからも、母親から受け継いだグロスファクターのおかげで、18〜24歳ころまでは成長をしていきますが、それ以降はグロスファクターが乏しくなり、緩やかに老化していくとされています。

プラセンタが若返りに効果があるとされるのも、このグロスファクターと関係があります。
プラセンタを取り入れることで、グロスファクターの刺激によって新陳代謝が盛んになり、古い細胞は新しい細胞へと、どんどんと置き換わっていきます。
それに伴い、全身の細胞も活性化し、若返りの効果が期待できるというわけです。

さらにグロスファクターは、因子といわれていることからもわかるように、細胞分裂のスイッチをオンにする、いわゆる「刺激剤」のようなものであり、ほんの少量で十分な効果を発揮するということも、重要なポイントといえます。


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2010年05月21日

栄養食とされたプラセンタ

お母さんのお腹の中で胎児を大きく育むための胎盤は、出産によりその役割を終えることになります。
赤ちゃんが生まれる時、同時に胎盤も剥がれ落ち、赤ちゃんが生まれた直後に体外へと排出されます。
これを「後産(あとざん)」といいます。

動物の世界では、後産で排出された胎盤を、出産直後の母親が食べてしまうことも少なくありません。
これは、出産による血のにおいを嗅ぎ取った肉食動物に捕食される危険性を減らすためという意味もありますが、出産直後の母親の栄養補給、乳汁分泌の促進のためという意味も兼ねているようです。
確かに、プラセンタ・エキスのもつ優れた栄養を考えると、胎盤自体が、栄養の整った食物に十分なり得るということもわかりますね。

人間においても、これらの動物たちと同様に、身体に良いという理由で、出産後のお母さん自身やその家族などが、後産で排出された胎盤を食べるという、「胎盤食」の文化を持つ民族はみられるようです。
食べ方はさまざまで、そのまま生で食べる場合や、簡単な調理をするという場合などがあるようです。
日本でも、現在においても「胎盤食」を認めている産院があるという話はよく耳にします。




一方で、胎盤は人体の一部との考えから、人間が人間の肉を食べるカニバリズムが、「胎盤食」と同様に考えられる場合もあり、嫌悪感を示す人もおられます。
医療や美容目的で胎盤を利用する場合に、「胎盤」ではなく「プラセンタ」を呼ばれることには、そういった嫌悪感を減らす目的もあるようです。
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2010年05月20日

プラセンタの成分

胎盤には栄養素とはじめとする、下記の様なさまざまな成分が含まれています。
胎盤から抽出されるプラセンタにも、それらは含まれることになります。

【アミノ酸】
アミノ酸は生体組織の元となるものです。
ロイシン、リジン、イソロイシンなどの必須アミノ酸をはじめ、アルギニン、アラニンなど数10種類のアミノ酸が含まれています。

【活性ペプチド】
アミノ酸が結合してできたものです。

【たんぱく質】
アミノ酸が結合してできています。
グロブリンやアルブミンがあります。

【糖質】
ガラクトース、グルコース、ショ糖などの成分で、エネルギー源となります。

【脂質・脂肪酸】
細胞膜や角膜、ホルモンなどの構成成分です。
コレステロール、ホスファチジン酸、ラウリン酸などがあります。

【ビタミン】
生理機能を調整します。
各種ビタミンが含まれています。

【ミネラル】
身体には不可欠な成分です。
カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、リン、鉄があります。

【ムコ多糖体】
タンパク質を含んだ多糖性の糖質です。
ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸があります。

【核酸】
細胞の分裂や、正常の機能を維持するために欠かせない成分です。
DNAやRNAがあります。

【酵素】
主に、消化吸収に必要となります。
酸性ホスファターゼ、ヒアルロニターゼ、アルカリホスファターゼなど55種類の存在が認められています。

このように多くの栄養素が含まれていますが、プラセンタの成分として特筆されるものは、【成長因子】であるともいえます。


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2010年05月19日

プラセンタの普及

現在のようにプラセンタが広く普及した背景には、組織療法の発明があります。
組織療法とは、患部の皮膚の中に別の組織を埋め込むという治療法です。

旧ソ連の眼科医であったフィラトフ博士は、角膜移植の際、一度冷蔵した角膜のほうが成功率が高く、全身への影響もよいということを発見しました。
その後も研究を続けた博士は、動植物の組織は冷却されるという厳しい刺激によって、生体組織が生き残るための活性化物質を作り出すということを導き出し、その物質のことを「生物原刺激素」と名づけました。
この「生物原刺激素」を利用して行う治療方法を「組織療法」と呼んでいます。

1930年代、フィラトフ博士が、この組織療法に初めてプラセンタを使用しました。
この時の博士の報告では、プラセンタは全身の機能の活性化だけでなく、病気の部分の治癒を促進する作用に優れるとしています。

日本へは、戦後になって組織療法が導入されました。
1950年には、組織療法を研究する医師らが集まり、「組織療法研究所」が設立されました。
「組織療法研究所」は、プラセンタ・エキスを利用した、更年期障害や乳汁分泌不全の注射薬の研究・開発を行い、「メルスモン」という名前で医薬品としての認可を受けると、1956年に「メルスモン製薬株式会社」として注射液の製造・販売を始めました。

また、違うルートでプラセンタ・エキスを日本に広めたのは、稗田憲太郎博士です。
稗田博士が開発し成功させた「冷蔵胎盤漿液療法」に基づき、1959年に肝硬変治療のための注射薬「ラエンネック」が登場しました。


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2010年05月18日

プラセンタの歴史

プラセンタの利用は決して最近のことではなく、主に医療用として、昔から使われてきたとされています。

紀元前には既に、「医学の父」と言われるギリシャのヒポクラテスが、プラセンタに着目し、治療薬として利用していました。
4000年前の中国においても、産後の回復や滋養強壮に効くとして、プラセンタを乾燥させた「紫河車」という名前の薬がありました。
秦時代には、「不老長寿」の妙薬として始皇帝が珍重していたという記録があります。
また、楊貴妃やクレオパトラ、マリー・アントワネットといった世界の美女たちも、若返りの薬として使っていたといわれており、プラセンタが美容に良いということは経験的に知られていたとされています。
日本では、江戸時代の加賀の三大秘薬の一つである「混元丹」に、漢方薬としての「紫河車」が含まれていました。

1930年代のソビエト連邦では、負傷兵の治療を行う目的で、プラセンタの組織片を皮下組織に埋め込む研究が行われていました。
この、ソビエト連邦における政府主導の研究は、原材料のプラセンタの問題から打ち切られましたが、この時の研究によってプラセンタの有効性を認識した研究者などにより、プラセンタの研究開発は続けられていました。

日本においても、ソビエト連邦のプラセンタ研究に刺激を受け、独自の研究開発がなされ、プラセンタのもつ働きが次々と解明されました。
今では、医療分野をはじめ、健康に、美容にと、広い範囲での応用が進んでいます。


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